事前情報の重要性

地元の通訳エージェントから、立て続けに自治体や医療関連の会議での逐次通訳のご依頼を頂きました。 依頼を頂いて誠にありがたかったですし、 結果的には問題なくお仕事をこなす事が出来たのですが、問題がありました。 それは事前の情報が少なかった事。医療関係の会議は、健康に関する内容で、10人位で集まる、とだけでした。これは困った! 直前に依頼を受けたエージェントでさえも、全く情報が限られている、のでイベントのサイトから学んでくれ。と言われ、待ち合わせ時間の辺りに予定されている会議内容に目を通したりして、ドキドキの一晩です。最終的には現地でミーティングの直前にすり合わせで何とか事なきを得られた、という具合です。 依頼主は欧州の方でしたが、日本から来られた大切なお客様の為にとアレンジされた通訳依頼でした。 受けたエージェントも問題があったのかもしれませんが、ともかくも日本語が出来る、英語が出来る、というだけでは通訳は出来ません。特別な用語などを下調べする、お相手を知る、内容を予想する、など色々下準備が必要なのです。 大事な会議などで、「伝わる」コミュニケーションをお助けする為には、前後の背景、目的、どんな方が出られるのか、テーマ、など出来るだけ細かくいただけますと助かります。もちろん機密は守ります。 ご理解頂けますよう、お願いいたします。

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